March 16, 2007

ほしのふるまち

 今、コミックの原秀則著『ほしのふるまち』(小学館 第1部全4巻)を読んでいます。近年稀に見る、青春純愛マンガです。
 先日、Falconが訪れた富山県氷見市が舞台です。東京の進学校で落ちこぼれた男子高校生が、氷見ケ丘高等学校(県立氷見高等学校がモデル)に転校してきて、近所に住む同級生の女の子に、ほのかに恋心を懐く、かつての青春ドラマの王道をゆく展開です。(第3巻まで、読んだけど、全然、エロチックな場面は無い。勿論、期待してたわけじゃないけどね。文部科学省推薦漫画とも言いたくなるが、かといって、惹きつけられるものがある)
 ところどころに氷見市の風景が描写されて、ああ、ここ行った!と思わず、口走りそうになりながら、懐かしく思い起こして、読んでいます。もちろん、氷見を知らない人にも楽しく読めますよ。氷見に1度は行ったことのある人は、何倍も楽しく読めますけど。
 Falconが滞在したのは、たった2日間でしたが、情景が心に沁みて、主人公の東京へは帰りたくないという気持ちがよーくわかります。Falconが訪れた日は大雨でしたから、夜空は眺められませんでしたが、一度は星が降るような夜空を眺めてみたいです。「ここなら輝ける」と呟いてみたいです
 高等学校の図書館には、オススメです。
  

21:32:39 | falcon | comments(0) | TrackBacks