March 10, 2007

富山県高岡市の図書館

 富山県高岡市へ行ってきました。
 高岡市は、コロッケ消費量の日本一で、コロッケで町おこしをしています。確かに牛肉コロッケと豆腐コロッケを買って食べたけど、おいしかったよ。
 市内の瑞龍寺は加賀藩二代目藩主前田利長の菩提を弔うために三代目前田利常が建立した。近くに利長公のお墓がある。
 高岡は銅器の町で、奈良の大仏、鎌倉の大仏と並ぶ、日本三大大仏の一つ、高岡大仏があります。夕方、見に行ったけど、目がくっきりとしていて、威厳があって、ありがたい印象でした。
 泊まっていた駅前のビジネスホテルと同じ建物に、高岡市中央図書館がありました。(図書館の上は、県立高校で、この高校の学校図書館はどうなっているのか、気になったけど、時間が無かった)3年前に開館したばかりの新しい図書館で、すべての図書にICタグが付けられて貸出はスムーズにできます。自動貸出機も設置されています。
 高岡市出身の藤子・F・不二雄にちなんで、図書館の中にはドラえもんコーナーがあります。
 高岡の駅前に、万葉の歌人・大伴家持の銅像が建っています。家持は国司として赴任して、この地でたくさんの名歌を残しました。氷見市へ向かう途中の伏木駅の近くに、万葉歴史館があります。展示も必見ですが、地下の図書室は万葉集に関する専門図書館で、図書館フリークには絶対見逃せません。万葉集に関する研究論文のコピーが、執筆者ごとに整理されて、研究者にとっては実にありがたい。こじんまりしている(cosyという英語の表現がぴったり)けど、いい図書館です。
 伏木駅の近くには、義経と弁慶が東北へ落ち延びるときに船出した「如意の渡し」があります。はるか立山連峰を望む雨晴海岸も義経伝説の舞台。高岡市は、万葉の時代から、義経、前田家、ドラえもんと歴史と文化が息づく町でした。
 
 Falconの目的は、氷見市の小学校の図書館を訪問することだったのですが、色々なところを見学して、たくさん勉強できました。
 このブログを書きながら、ウェブ検索して判ったのですが、コミック『ほしのふるまち』の舞台が富山県立氷見高等学校なんですね。きっとテレビドラマ化されて、氷見市は観光の目玉になるでしょうね。温泉があるし、寒ブリのおいしい町。藤子不二雄Aの出身地で、忍者ハットリくんの公園もあります。


00:58:56 | falcon | comments(0) | TrackBacks

必見!超専門誌

 タモリ倶楽部で、「超専門誌」を取り上げてるよ!
 『寺門興隆』『工事情報』など、公共図書館でも、大学図書館でも、お目にかからない、ましてや、学校図書館では絶対にない「超専門誌」。図書館職員として、知っておきたい知識ですね。

 『図書館雑誌』『現代の図書館』『学校図書館』なども、超専門誌の仲間ですね。なにしろ、この業界の人しか読まないから。たまーに、一般人も読むかなあ。

 タモリ倶楽部は、やっぱり見逃せないなあ。

00:49:10 | falcon | comments(0) | TrackBacks