December 18, 2007

ストーカー!されていた『図書館戦争』批判の顛末

雑誌「ず・ぼん」13号、拝見いたしました。
別に構わないけど、ブログの記事から、あらゆる個人的情報を探られていました。
素性を隠しているわけではないですが、そこまでしなくとも、論議の方法はあると思います。
「公職」にあるために、私は、数年前に2ちゃんねる系のサイトで、実名を書かれて、学歴による劣等感(私には全くない!)、家族(弟の学歴と比較された)、結婚の有無(でも、そんなの関係ねぇ!)、さらには身体の理由から不自由を感じていることまで「キモい」と、書き込みされたことがあります。もっと決定的だったのは、「人格破綻者」「始末しちゃえば」とまで書き込まれました。それで法務局に相談したことがあります。しかしながら、大学の先生である以上、この程度のことはしかたがないから、法務局で対応するまでのことではないと言われました。それでも、インターネット人権相談窓口で対応してもらい、サイトを丁寧に見ていただき、親切に相談に乗っていただいたのを覚えています。結局、管理人とプロバイダに訴えて、削除してくれました。
個人のプライバシーを暴き、ネットに書かれることの恐ろしさは、たぶん、あなたよりも知っています。私は中学生以下ではありません。私は作品を批評しただけで、あなたの思想や信条を傷つけるつもりはなかったし、個人のプライバシーに立ち入って批判したことはありません(でも、自分の作品は、何ものに換えがたい、かわいい存在だよね)。
身体の理由から不自由を感じていることは、ブログに何度も書いているから、今では、逆にキモいって言う人はいませんけどね。



 ああ、一言言っておくと、『図書館戦争』について、「今回だけにしてほしいですね。」と書いたのであって、舌足らずだったかもしれないけれども、次の作品に強い期待を込めて書きました。(ちなみに、手直しはしてしません。削除して、キャッシュに残しているのでもありません。ただ、そのままです)そこのところ、作家として読み取って欲しかったなあ。少なくとも、エンターテイメント作品としては期待していたからこそ、厳しい批判をしたのです。
 私の発言を有川さんが受け取ったように、出版を妨げ、表現の自由を侵害する意図があって、書いたのではありません。でも、言い訳にしか受け取ってもらえないでしょうね。残念、無念。

17:34:24 | falcon | comments(0) | TrackBacks