September 20, 2006

カブトムシあわれ

旭山動物園の動物展示資料館では、北海道の外来生物の展示をしています。
なんと、本州のカブトムシが北海道で繁殖して、メロンや西瓜を食い荒らす「外来生物」扱いされています。確かにカブトムシは北海道にはいなかった昆虫です。「カブトムシで町おこし」なんて、とんでもないと、展示では訴えていました。
falconは、ふと思いました。北海道は実りの季節を迎えて、黄金の光に輝いています。米はもともと熱帯の植物です。米も北海道では外来生物です。でも、米はカブトムシみたいに勝手に繁殖しません。人間に管理されているので、「外来生物」よばわりされないのでしょう。メロンや西瓜も同様です。自然の捉え方は難しい。
カブトムシの、いかめしい角の下に輝く、つぶらな目を見ていると、子どもの頃への郷愁、そして夏の哀れを感じます。



00:10:31 | falcon | comments(0) | TrackBacks

September 18, 2006

旭山動物園の図書室

旭山動物園には図書室があります。
正門から入って、結構奥の方、動物資料展示館の2階にあります。土曜日には絵本の読み聞かせをしているようです。当然、4類の480動物学の図書資料が多く、絵本も少なくありません。
動物園がもっと図書館に力を入れてくれると良いですね。



15:40:22 | falcon | comments(0) | TrackBacks

富良野と十勝岳温泉

Falconは昨日、十勝岳温泉に行きました。北海道で一番高いところにある温泉です。富良野駅で降りて、富良野市立図書館を訪れて、上富良野駅からバスで行ってきました。雄大な景色を見たおかげで、元気がでました。



00:29:57 | falcon | comments(0) | TrackBacks

September 13, 2006

新涼の北海道

falconは北海道にやってきました。
東京は肌寒く、秋雨が降っていましたが、こちらは爽やかな秋晴れです。一応、仕事できました。




16:18:06 | falcon | comments(0) | TrackBacks

September 10, 2006

クネゾンって、知っていますか?

 Falconも、ある人から聞いて、その存在を知りました。
 図書館が所蔵している本の書評を、アマゾンのサイトから引き出してくれるサイトです。
 全国の公共図書館のOPAC(オンライン利用者用蔵書検索目録、早く言えば、コンピュータ目録で、図書館のパソコンか、インターネットで使える)を網羅して、地方名を指定して、さらに表示される図書館名を選択して、タイトルのキーワードを入力して、アマゾンの書評を検索してくれます。
 図書館のOPACから見つかる書誌情報は、タイトル、責任表示(著作に関わった著者などの表示)、版表示、出版に関する事項、ページ数、大きさ、付属資料、シリーズ、注記、ISBNと、一般の利用者から見れば、実に無愛想な情報しか判りません。結局、図書館へ行って見なければ、肝心なことは判りません。
 そこで、クネゾンはアマゾンの利用者が書き込んだ書評と図書館の所蔵情報を結びつけたというわけです。最近、書店で見かける「ポップ」を図書館でつけてくれると、「ありがたいなー」と思っていたら、同じようなことを考えていた人がいました。もちろん、書評だけでなくジャケット(表紙を被う紙、細かい事を言うと、英語のcoverは表紙そのもの)の写真も見られます。

 検索のキーワードに、もっと工夫してもらえれば、使い勝手がいいシステムになるでしょう。今はタイトル・シリーズの一部だけをキーワードとしているようです。
 インターネットによって、図書館のシステムは大きく変わっていくでしょうね。期待しましょう。

03:44:19 | falcon | comments(0) | TrackBacks