July 28, 2006

カラスは執念深い!?

 以前、家の近所のゴミ置き場をあさっているカラスが数羽いたので、持っていた傘で脅かして、追い払いました。
 それからしばらくして、朝、雨が降っていたので、同じ傘を差して、ゴミ置き場の近くの林の下を通ったら、気がつかないうちに、白い糞をペチャッと落とされていました。駅に着いてから、傘を折りたたんだとき、気がつき、慌てて、駅の水洗い場で洗い落としました。
 さらに3ヶ月くらい経ったでしょうか、また雨が降った朝、同じ傘をさして、ゴミ置き場のそばを通ったら、またもや、ペチャッと糞を落とされていました。
 たぶん同じカラスでしょう。カラスはとても利口なので、傘を覚えているのでしょう。Falconも、執念深さでは引けは取りませんが、実に絶妙なタイミングで糞を落とすものです。同じ「鳥」仲間でも、カラスの執念深さには脱帽しました。

01:26:16 | falcon | comments(0) | TrackBacks

July 22, 2006

絵画の中へ

 一応、児童文学ですが、むしろ大人が読むと面白い作品を紹介します。
 プラド美術館展のところで触れましたが、あの名画『侍女たち(ラス・メニーナス)』の人物たちが登場する作品を紹介します。
 エリアセル・カンシーノ作『ベラスケスの十字の謎』(徳間書店)

 読み終えたとき、プラド美術館を訪れた時の感動が蘇えってきました。『ラス・メニーナス』は、けして華やかな絵ではありません。人物の視線が複雑に交差して、鑑賞している私たちが絵画の中に入り込むのです。不思議な絵です。フランスの思想家ミシェル・フーコーは著作『言葉と物』でも、この絵画を論じています。
 『ベラスケスの十字の謎』では、国王フェリーペ4世と画家ベラスケスが、主人公の少年の目を通して、目の前にいて呼吸が感じられるくらい、活き活きと描かれています。

 プラド美術館へ行ったことがない人は、美術全集か、インターネットでベラスケスの絵を見ながら、読んでください。道化や小人たちの人間性を尊重して、慈しみの目を向けた画家の深い洞察は永遠の至宝でしょう。

22:43:24 | falcon | comments(0) | TrackBacks

July 17, 2006

障害は社会の側にある

 Falconは、わずかですが歩き方に癖があるので「不自由を感じています」。
 「自分は健康だ」と思い込んでいる人からは、「障害者」と見られるでしょう。
 でも、Falconは自分を「障害者」だと思っていません。「障害者」といわれると、邪魔物のように扱われたようで、ものすごく傷つきます。また、世話をされたり、保護される対象のように感じます。
 「障害」は社会の側にあり、私は不自由を感じているだけです。自立を促すならば、その人に「障害」はありませんから、その人が不自由を感じている「障害」を取り除いてあげればいいのです。

22:41:47 | falcon | comments(0) | TrackBacks

July 01, 2006

いざポルトガルへ

Falconは、これからポルトガルへ行ってきます。「なぜ、こんな頃に?」と思うでしょう。それは秘密にしておきます。
ユーラシア大陸の西の果て、リスボンの世界最高の夕日を眺め、ポルトワインのグラスを傾けて、ファドの哀愁に満ちた調べを堪能してきます。
チャウ!



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