November 09, 2005

パリのアラブ世界研究所

 パリへ行ったなら,アラブ世界研究所の図書館へ。

 オーステリッツ駅,植物園,国立図書館ミッテラン新館からも近い。

 アラブ世界に関する資料がたくさんある。アラビア語とフランス語の資料が中心で,アラブ諸国,アフリカからの移民の2世,3世が利用している。

 コンピュータを使って,アラブ人の青年がアラビア語で資料検索している。

 ここの図書館の見所は,陽射しが強くなってくると,窓についているカメラの絞りのような装置が調節して,陽射しを和らげる。この装置がいくつも張り巡らされていて,遠くからはアラベスク模様に見える。装置がカシャカシャと音を立てて動く様子は壮観そのもの。
 もう一つの見所は,螺旋の通路。この図書館は3層になっている。その3層をつなぐのが,螺旋の通路で,通路の両脇にも資料が排架されている。

 観光客でも自由に利用できる。疲れたら,ミュージアムの企画展を覗いてもいい。1階のショップでは,ライ・ミュージックのCDを売っている。

 フランスでは暴動がひどくなっているようです。
 自由と平等と博愛の国が変質することを嘆かわしく思います。

00:12:49 | falcon | comments(0) | TrackBacks